禁断のカードゲーム

グループ授業の日は、授業の合間にオセロやカードゲームなど、卓上でできる遊びをすることもあります。

8月のある日。

ついに”禁断のゲーム”を解禁してしまいました。

その名も

「渡る世間はナベばかり」

6年ほど前に、姉からプレゼントされたものです。

5歳離れた姉とは幼い頃こそケンカも多かったものの、大人になってからはとても私をかわいがってくれるようになり、折に触れていろいろなものをプレゼントしてくれるようになりました。

が、なかなか個性的な感性を持っている姉でして、毎度そのセンスに驚かされます。

ちなみに昨年の夏は、この姉から突然大きな段ボールが到着。中を開けると「セブンシーズ」全35巻が、何の脈絡もなく送られてきました…。

(セブンシーズ/田村由美さん。かなり衝撃的なお話ですが、おすすめです)


…話を戻します。

こちらの「渡る世間はナベばかり」

サブタイトルには「神経衰弱ゲーム」と書かれています。

この時点でもう嫌な予感しかしません。

嫌な予感しかしないので、6年間ずっと封印していました。

この日、心優しい1年生たちが「やってもいいよ」と言ってくれたので、ついにその禁断の封を切ることに。

勇気を出して中身を見てみます。

どーーーーーーーん

説明書き↓

へー、ワタナベの”べ”は24種類もあるんですってー・/・(棒読み)

裏はこうなってます。

全部同じに見えるって?

もっと近づいてみましょう。

なるほど確かにちょっとずつ違うわけだ。

この後およそ1時間にわたり、心優しい中学生vsいい大人がありとあらゆる”べ”の字とにらめっこし、真剣勝負したのでした。


断トツビリに終わった筆者。

私はこのカードが一番好きです。

これからもこちらのシンプル6画なべさんと仲良く付き合っていきたいと思います。


そしてこの日、衝撃の事実が発覚。

6年間慣れ親しんだつもりになっていた「渡邉」の姓。

正式な漢字はこちらを用いるそうなのですが↓

私は今まで、「口」の上の部分を「ハ」と書いていました!

微妙に間違え続けていたようです……恥ずかしい!

でもひとつ言い訳をさせて下さい。

先日お墓参りに行った際、墓石の字は「渡邊」となっていたのです…!

うっかり間違った漢字を彫っちゃったのだそうです(軽)。

墓石です。

一番目立つアレです。

「え!あのままでいいの?!」と結構衝撃を受けたのですが、

「一族みんな誰も気にしていないからいいんじゃないか」ということで、今のところ訂正したり、作り直す予定もないとのことでした。



…おおらか!



これで本当に良いのかどうかは別として、どこのワタナベさんも結構気軽に間違えるみたいです。


以上、伝説のカードゲーム「渡る世間はナベばかり」のご紹介でした。

「ワタナベ」の姓を持つ知人へのプレゼントにいかがですか?

ちょっとしたネタには良いかもしれません。


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